中華系ファストフードに挑戦状
中国粥、油条、焼餅を次々とリリースし、中国本土化を急ぐ中国の洋食系ファストフー
ド最大手KFCが、今度は上海市の8店舗で「ご飯もの」を先行販売するという。
8店舗での売上が好調なら、全中国のKFCでご飯が食べられることになる。新メニュ
ーは「ベーコンマッシュルームチキンかけご飯」と「マーボーチキンかけご飯」の二種
類。ベーコン…がより西洋風なのに対してマーボーチキンは四川風味、多くの中国人
の嗜好にマッチするよう工夫されているという。
価格は両方とも18元(約240円)で、ハンバーガーのセットメニューより少し安い程
度。西洋料理レストランで同じようなメニューを頼むと20~30元以上するのを考えれ
ば、かなり安い価格設定。
マーケティングの専門家・李光斗氏は、本土化を進めるKFCの経営戦略の根底には
革新力と強い危機意識があると分析。中国の外食産業は年間10兆円規模の巨大な
市場をもつ。KFCが西洋風・中華風のご飯メニューを設定することによって、中国の
外食競争は熾烈を極めることになる。特にそのあおりを受けるのは中華ファストフード
業界だろう。
(2010.03.07網易財経)
