前月比で1.2%上昇
3月11日、中国国家統計局は、2月の消費者物価指数が前年同月比2.7%上昇し
たと発表した。前月比では1.2%の上昇、1月の前年同月比上昇率は1.5%だっ
た。
2月の急上昇の背景には、旧正月連休で消費が増えたことも影響しているもようだが
、物価上昇率は1年4カ月ぶりに同国の1年物定期預金基準金利(2.25%)を上回
り、庶民にとって「実質マイナス金利」となった。
中国では、巨額の景気対策や金融緩和の副作用で、インフレや資産バブル発生の
懸念が強まっている。当局は「実質マイナス金利を長期化させない」(中国人民銀行
元副総裁)ことを今後の利上げ条件の一つに挙げており、景気動向や海外の金利動
向を慎重に見極めながら、金融危機対応からの出口戦略を本格化する見通し。
(2010.03.11時事通信)