合弁:天津提愛斯海泰信息系統公司
ITホールディングス傘下のシステム開発会社TISは4月から中国天
津市でアウトソーシンサービスを開始する。天津市に設立した自前のデ
ータセンターで国内並みの品質サービスを日系企業などに提供。現地企
業の施設を借りて展開する他社より、高い安全性を訴求する。
3年後に5千万元(約7億円)の売上を目指す。
TISが現地の不動産会社との合弁で雪質したデータセンター会社、天
津提愛斯海泰信息系統公司が「天津濱海高新インターネットデータセンタ
ー」の営業を4月から開始する。同社にはTISが6割を出資した。高い
セキュリティ設備や空調・電源の効率化など省エネ仕様を備える自前の
データセンターを活用。システム運用の担当者向けの手順書も、TIS
が日本で使っているものを翻訳して利用する。
国内では200社以上のサービスを提供中。これまでのノウハウを生か
し、中国でも日本と同等の品質でサービスできるようにする。幅広い業
種の日系企業や欧米の金融機関などへ売り込む。
中国の通信事業者などから現地のデータセンターを借りてアウトソーシ
ングサービスを展開する方法があるが、日本並みの運用品質や安全性を
達成するためには、設計レベルから自社のノウハウを活用できる自前の
データセンターが必要と判断した。
新設したのは地上5階建てで、サーバールームの床面積は約3千m2の
中規模データセンター。投資額は約8億円としている。
同センターを使ったアウトソーシング事業で3年後に5千万元(約7億
円)の売上を目指す。
TISは海外売上の拡大を進めており、海外でのデータセンター事業を
中核に2020年には海外売上高比率を20%程度まで高める長期目標
を掲げている。
(2010.03.03日経産業新聞)

写真は天津のデータセンター